これからの医療のあり方
2025年(平成37年)には団塊世代が後期高齢者(75歳以上)に達し、高齢者人口(65歳以上)は3500万人にのぼると推定されています。
また65歳以上の世帯主の数は1840万世帯と推測され、うち7割がひとり暮らしもしくは高齢夫婦のみの世帯と見込まれています。
2025年モデルを想定した転換イメージ
これからの医療提供体制 ~病院機能の集中化と連携~
これからの医療は、病院の役割・専門化と入院期間の短縮がすすめられます。
普段の外来通院はかかりつけ医
入院治療は総合病院 など
入院は特殊なときのみで、ふだんは外来や往診での治療がすすめられるようになります。
在宅での看取りなども増加すると思われます。
病院完結型→地域完結型
医療行為が終了して退院状態になっても、介護が必要などの理由で在宅にもどれないかたも多くいらっしゃいます。
そのような方の受け皿として介護施設、居住系施設が求められています。また外来・在宅医療のニーズの増加もみこまれています。
介護・福祉施設が医療の一部も担うことになります。